“頭痛・首肩痛専門”の整体院に走った話

デスクワークあるあるだと思いますが、集中タイムが長くなると首と肩が痛くなり、その結果頭痛になります。「このままじゃ仕事に集中できない!」と、近所の整体を探していたところ「頭痛・首肩痛専門」と掲げている整体院を見つけ、「これは私のためにある」とすぐに予約して行きました。頭痛・肩こり・首こりの専門家である先生がお一人で運営されていて、実際に施術も首肩に特化して行ってくださり、本当に助けられました。その時に改めて「〇〇専門」っていいなあと思いました。
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*「生クリーム専門店」もうネーミングで吸い込まれました

なぜか惹かれる“〇〇専門”

昔、私が勤めていた“ABC Cooking Studio”。今は男性が通えるところもありますが、以前は“女性専用”のお料理教室でした。教室のデザインやメニューのひとつひとつも、女性が思わず引き込まれるものになっています。新卒社員として営業をやっているときは、「“女性専用”となることでターゲットが全人口の半分になっちゃうじゃん」と思っていましたが(今思うと恥ずかしい)、“女性専用”に惹かれて通われる生徒さんも実際多かったですし、私自身も通う立場で考えると、「誰でもOK」な、お料理教室より、“女性専用”など自分の属性に“専用”をつけられてそこに当てはまると絶対にそっちに行きたくなります。

最近もまさに同じ現象で即決でサービスを受けることを決めたことがありました。税理士事務所のホームページ制作をしてくださるデザイナーさんです。こちらのデザイナーさん、「女性士業開業を応援!」というキャッチコピーを使われていて、まさに女性士業開業者である私は、見た瞬間にびびびときて依頼をさせていただきました。

他にも思い返すと、夫が通っている美容室が「男性専用」となっており、理由を聞くと女性もカットするとなるとその分勉強量も増えるから、それなら「男性」に特化して技術を深堀りしようと決めている、という話だったり、私自身が産前の時に出会ったもので「産前プレママ専用」整体というものがあり、こちらも即決で通っていました。「〇〇専用」、そこに自分自身が当てはまったら思わず行きたくなりませんか?

「〇〇専門」を打ち出せるか

ご自身のサービスがどこのどんな人のためのサービスなのか、戦略的に深堀りされている方も多いのかなと思いますが、それを「〇〇専門」という風に打ち出している方は、まだまだ少ない印象がです。

新卒時代に「ターゲットの分母が減るのか~」と思いながらチラシ配りも男性を全スルーで行っていた私ですが、やはり「〇〇専門」とするとそこに当てはまらない方がでてきてしまうのでどうしても不安になります。ただその「〇〇専門」に当てはまる方にとっては圧倒的な惹きつけ力があると体感として感じます。サービス内容によってはそこに当てはまらなくてもお客さまになっていただけるということは十分あり得ますし、一度やってみる価値はあると思います。
ちなみに私は「女性起業家さん」専門を謳っています。

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